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09 鑑賞の概説-復習、確認、学習について [写真]

 このブログで私が書き記しているものは「序」の章でも申し上げたのだが、ぶらぶらとギャラリーの散歩やその下地を得るためのハウツーなどだ。特に気取るつもりなど毛頭ないので(そんな格好良いブログではないことを本人が一番よく知っている)、素人の散歩ブログと考えていただけると光栄だ。ただ長く続けている趣味の一環であり、余暇の過ごし方、人生の彩りと考えている。写真撮影やギャラリーめぐりがないと栗の載っていないモンブランケーキのような人生になってしまう(それほど頻繁にケーキは食べないのだが一応例え)。
 さて今回はギャラリーを訪れた際の鑑賞の順序についてである。まあ、そうはいってもこれと言って特別なルールなどはないに等しい。おおよそ社会規範上の常識的なルールの上で会場内で過ごすことが求められる程度だ。したがってこれ以降はこうしてあげるとより良いのかなという確認作業のようなものを挙げていきたい。
 通常有名写真作家さんの美術館や百貨店ギャラリーなどの個展では入場料を支払うことになる。カフェギャラリーや民間ギャラリー、社会教育施設のギャラリーなどでは入場料はフリーの方が多い。その代わりに入場者のご署名帳が置いてある。最近はカード式になって、次の人に住所などが見られないように投票箱形式になっているものも多い。とりあえず案内が欲しい方は、お礼状なども含めて送っていただけることがあるので記入しておくといいだろう。また特に必要も無く、住所等を見られたくない方は名前だけを記入して閲覧をするというのも方法だ。無記入で入るのも別に悪いわけではないが、書いてあげるとその作家と作品への敬意を表する意味にも繋がる。孤軍奮闘、日々精進を続ける作家さんにはそれだけで大きな声援に聞こえるという話を聞いたこともある。
 作品展示の手前、入口付近では作家のプロフィールや主宰者のご挨拶などが記してあるプレートがあるのだが、これを見ない方があまりにも多い。確かに鑑賞作品とは無縁と思われがちだ。だが、プロフィールを知ることで、その作家さんの普段の撮影ジャンルやフィールドが分かる。どうして主題に選んだのかや、スポンサーはなぜこの作家を応援しているかなどが分かるのだ。たまたまその作品展では人物撮影をしていたが、普段は全く行わない作家だったりすると、あとで大恥をかくことになる。序文を読んでいればこういったケアレスミスも防げるというものだ。そしてその写真展の趣旨や主題について、同時に全体像の中の位置づけが見えてくることも多い。
 一方、写真作家に惚れ込んでの来場者には、使用機材や撮影スタイルなどのヒントも隠れている。そういったアイテムや姿勢の部分で学ぶものがある人も参考の意味で読まれることをお薦めする。レンズやカメラのような機材だけでなく、フィルターやハウジング、三脚といったアクセサリーにこそおおきなヒントがあったりもする。そういった部分を序文できちんと教えてくれる作家先生もいらっしゃるので侮れない。
 そんなわけで、ぜひ面倒がらずにその主宰者の意図や作家の趣旨などを理解してからそれぞれの作品鑑賞へと進んで欲しい。
 作品を前にして主題との照らし合わせを行いながら鑑賞して順路を進んでいく。この作業は写真でも、美術館の絵画でも、博物館の展示資料でも一緒だ。ルールと言えば一般的な社会教育施設でのルールが遵守される。ここで示すまでもないだろう。
 最後にその作家さんの特徴や経歴を知ることでよりその作家さんを応援したくなるためのグッズ。一般に美術館や百貨店での個展は出口に作品展に関する特設販売コーナーを設けてくれることが多い。作品がプリントされたポストカードやクリアファイル入れ、下敷きなどが売られている。その中でお財布が許せば是非手に入れておきたいのが図録だ。図録の製作までできる写真作家さんは知名度、実力ともに抜群である。全ての個展で入手できるとは限らない。そこで、そこまで至らなくても無料で配布される展示作品目録というものが美術館では配布されることを知っておきたい。一般に「ご自由にお取り下さい」と書かれているものだ。あとで持ち帰って、復習する際に作品名があるのと無いのでは大幅に調べ物の時間の節約が変わる。そのため作品と作品名が一緒に見られる図録は重宝するし、それが無くても無料の目録一覧も入手しておくとのちのち便利というわけだ。
 今回は地味な内容でまとめてみた。「当たり前のことばかりだ」と言われそうだが、再確認の意味で読んでいただけてもいいかなという軽い気持ちで仕上げてある。中休みというところであるが、学習の手法としては実はこういった地味なことの積み重ねが大切であることもお忘れ無く。次回はメーカーさんのイベントとその展示作品などについてをまとめてみたいと思う。意外に真面目に続けているこのブログ、少し自分にご褒美でもあげたい気分である(笑)。春から夏のこの季節、マクロレンズと望遠レンズを携えて外出してみよう(ちなみに写真はイメージなので標準ズームレンズ広角端で撮っております。本文とは無関係)。



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さくらと高層ビル

写真素材 PIXTA
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