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35 三重の話 [世間話 イベント]

 前々から一度話題にしたかった三重のお話し。私の三重県ぶらぶら旅の多くは津、松阪、桑名と伊勢である。
 とりわけ桑名では、地口の類っぽい「そいつは桑名の焼き蛤」って言葉通り、本当に焼き蛤が食べられるのかと気になって、急きょ快速みえ号を降りた。駅から歩道橋でつながっている商業ビルの中に観光案内所があって、そこで紹介された焼き蛤を食べられる店に行った。地元でも人気のレストラン兼和食屋で上品なつくりだが、そんなに高級店というわけでもなく、庶民の私でも入れた。当時は機材が重かったので大きなキャリーバッグを引きずっての来店に、「これ全部カメラですか?」と仲居さんに驚かれたのを覚えている。
「本当に桑名は焼き蛤が食べられるのかを知りたくておりました」というと、「面白いですね。食べられますよ。東京の人ですね」と私の言葉のアクセントが地元ではないことにすぐに気づいたように笑顔で答えてくれた。正直本当においしいお店だった。
 津ではウナギが名物なのでそれを求めて入る。津のウナギは庶民的な食堂スタイルのウナギ屋さんで廉価で食べられるのが気に入った。
 この町では三、四回ほど駅近隣のビジネスホテルに泊まったことがある。駅ビルがローマ字の津、つまり「TSU」をさかさまにした「UST」という冗談のようなネーミングがうけた。地味な県なのにジョークは一流なのかとひとり笑った記憶がある。そこの地下の百円ショップには何度かお世話になった。立ち食い駅そばの感覚でチェーンの牛丼屋が駅舎にあるのも驚いた。町から少し離れた郊外にあるイオンまで歩いたこともある。
 松阪は伊勢市と同じくらい拠点にしている。宿にしていたビジネスホテルが駅前にある。松阪から伊勢市までの鉄道の車窓風景が好きだ。近鉄もJRもどちらもいい。きれいな川の鉄橋や稲穂の実りを味わえたり、遠くの山並みが美しかったりする。そして本居宣長の記念館や旧商家の保存建築に何度か足を運んだ。記念館は石垣を抜けて高台にある緑豊かな場所でいいところだ。残念なのは機会がなくて、松阪牛は現地で一度も食したことがない。どこに行けばあるのかも実は知らない(笑)。
 伊勢市に関しては、ここで私が言わなくても、十分知られている。おかげ横丁や内宮さんの参道であるおはらい町、外宮さんの参道周辺の伊勢市駅前などの商店の数々。赤福さんはもちろんだが、フルーティな清酒おかげさまさん、ヒノキの桝でカウンター飲みをできる白鷹酒造さん、お土産やお食事の岩戸屋さん、内宮広場に面したバス待ちに便利な勢乃国屋さん、有名和菓子の神代餅さん、二見の名物御福餅さん、ういろの伊勢虎屋さん、糀屋の黒蜜プリン(食べ物ばかりだが、そんなに頻繁には入らない。いくたびごと順番に一、二店お邪魔する程度である)。赤福は季節のしおりカード欲しさにお伺いしている(もちろんおいしいからでもある)。盆という注文方法が面白い。
 そしてなんといってもおかげ横丁の土産物店ではとても大きなおにぎりせんべいが、伊勢限定で買うことができるらしい。おかげ横丁の中にある劇場前の土産物店にあるそうだ。わたしもまだ確認をしていない。現物はマスヤの方におにぎりサミットのときにいただいた。
 河崎の街並みが散歩にはまたいい。古民家カフェなどもあり、ノスタルジックな雰囲気を味わえる。木造家屋の香りの中で散歩を楽しむのが格別だ。伊勢市や宇治山田の駅前から徒歩で行けるのもいい。
「おいないな」や「よいとこせ」などの言葉も初めて訪れたときは、とても新鮮だった。いまでもたまに聴くと関西弁でもなく、東海地区とも少し違う独特の雰囲気がある言葉だ。田舎あられのお茶漬けや宮川のアユなど他にも紹介すべきことはたくさんあるのだろうが、この文章を見て、読んで、興味を持った方はガイドブックを読んでみてほしい。別に昔の彼女の名前がミエさんでもなければ、三重県出身でもない私だが、お気に入りの場所である。行けばそれなりに素朴な田舎の良さや風情が味わえる旅になる。三重だけに二重マルを超えて「さんじゅうマル」の旅であろう(ダジャレでスミマセン)。
 おにぎりせんべい大使になったこともあって、今回は私の三重県所感をテーマにして思い出話をした。写真はかつて三重で撮影したものを引っ張り出してみた。三重県、おすすめだ。年明けの次回は横浜の夜景の総集編をお届けしたい。いつものごとく、気力が続いていればの話なのだが……(笑)。ではみなさんよいお年を。

再整備できれいになった伊勢市駅前
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近鉄名古屋駅の掲示板
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川曳きの様子(五十鈴川)
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陸曳きの様子(おはらい町)
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赤福ぜんざい
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やっぱりおにぎりせんべいでしょう!
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34 私流よこはまの花便り7 -紅葉編- [写真 自然]

 横浜は街を歩いていると気づくのだが、イチョウが多い。海岸通りから山下公園通り、日本大通り、バス通りの桜木町から本牧に向かう本町通りなどはみなイチョウ並木だ。昔、日本大通りが歩行者専用の通りだったころは、イチョウの木々をバックに、テニス(スカッシュだったかなあ?)をやる人が多かった。広い通りなのでちょうどよかったのだろう。ラケットやフリスビーの貸出業者の小屋もあったと思う。バブル前ののどかな時代の話だ。
 なかでも日本大通りのイチョウはひときわ立派なものだ。今回は旬を逃してしまい、すべてが黄金色の並木を撮影することはできなかったが、神奈川県庁とイチョウのショットや山下公園通りのイチョウとマリンタワーなどが撮影出来た。晴天にも恵まれ、ようやく撮影日和と出会えた。
 相変わらず、いつも通りに、歩道に落ちた銀杏(ぎんなん)の実をバキバキと踏みしめながら歩かせていただいた。もう少しすると、銀杏は果肉の部分が干からびて、中の食用にする殻が取りやすくなる。すると年配の方たちが、頃合いを知っているようで拾いにやってくる。「落穂拾い」ではなく「落ち銀杏拾い」の光景が街なかのここかしこでみられるようになる。
 今回は山下公園の氷川丸の前にあるバラ園に多くのバラが咲いているのに驚きだった。まあ、冬でも咲く品種もあるのは知っているのだが、晩秋の横浜であれだけ開花が多いと壮観である。
 その後脚力増進のため(?)、いつものように山手の尾根道を歩いてきたのだが、途中でいただいたパンフレット(チラシ?)には、西洋館恒例の世界のクリスマスという展示とイルミネーション点灯のお知らせが載っていた。楽しそうだ。
 一方桜木町のアーケード内では、チャイコフスキーをテーマにしたクリスマス展示も行われているようだ。あそこのツリーもきれいで、ドックガーデンの夜景と合わせて、昔はよく撮りに行った。
 夜景のきれいなシーズンである。横浜市内の各所は本当にイルミネーションでいっぱいになり、宝石や星空のようである。ロマンチックな冬の夜を素敵なお相手と見に行ってはいかがだろう。
 そして利発なカップルのみなさんには、ぜひO・ヘンリーの『賢者の贈り物』のようなお互いをいたわりあうことができるカップルになっていただきたい。老婆心。
 そんな多くの恋人たちがロマンチックな夜を迎えているそのころ、私はカメラを片手に、一人夢中になって、そしてまた場合によっては一脚、あるいは三脚を携えて、大桟橋や山下公園、三塔など、いろいろな場所をうろちょろしているかもしれない。時にレンズを変え、時にiso感度を考え、はたまた手もみカイロで温みながら夜景を写している。「頼みもしないのに、ごくろうなことで……」というねぎらいの意味ではないと思われるねぎらいの言葉をいただける予感がする(笑)。
 そんなわけでこの秋最後のイチョウや紅葉を写真でご覧いただきたい。今回はなぜか縦位置が多いが気にしないでほしい。そして青空を堪能してほしい。私の作品意図に青空は主要なテーマの一つである。ではメリー・クリスマス!

横浜公園の日本庭園にある木々の紅葉
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日本大通りのイチョウ
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日本大通りのイチョウと神奈川県庁(キングの塔)
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山下公園のバラ園と氷川丸
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マリンタワーと公園通りのイチョウ並木
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ブラフ18番館と庭のイチョウ
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