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87 暇つぶしの幸福論⑦-ベース編 [暇つぶしの幸福論]

 76歳になるマッカートニー、全米アルバム一位をビルボード誌で獲得したそうだ。快挙らしい。「エジプト・ステーション」という九月発売のアルバムである。内容は私好みである。1曲目はウイングスを感じることが出来る。5曲目の冒頭や10曲目のギターは「リボルバー」時代を思わせる。でも5曲目のメイン部分は「カミングアップ」の軽快さがある。ウイングスだ。7曲目のアコーステックの雰囲気は最高である。11曲目、お洒落なディスコティックなアレンジなのに「アイノテ」が日本語の「一番」も面白い。そういえば、こういう単発の日本語言うのが好きな人でもある。
 聴いてみれば、マッカートニーらしさがそこかしこに出ているアルバムだった。ソロアルバムでは、ダントツ「タッグ・オブ・ウォー」、「フラワーズ・イン・ザ・ダーツ」が好きなのだが、それに続くぐらいの出来の良い楽曲に囲まれている。専門家や一般のファンなども沢山感想を書いているので、私は特に触れないでおきたい。そんなディープな人たちと渡り合う勇気は無い(笑)。結構弱虫である。
 ではベースギターについて触れてみよう。このブログ初見の人に先にお断りしておくが、私は素人である。ミュージシャンでも楽器屋でも無い。その辺にいるおじさんである。唯一高校時代、部活で軽音にいた記憶がかすかにある程度だ。学園祭以外は、フォークやカントリーなどのアコースティックしかやらない軽音である。だからそれに近いのもあり、フェフナ-ベースである。
 ビートルズ時代のマッカートニーのベースは、上述のへフナ-社のヴァイオリンベースである。見ようによってはカブトムシの形をしているセミアコである。
 私のモデルは三つあるうちの真ん中のクラスである(これ二台目です。初代はグレコのVB)。
 もともとはマッカートニーが使う、現在の「ビンテージクラス」しか無かった。そこにワンランク下の「コンテンポラリークラス」と廉価版の「イグニッションクラス」が加わった。
 私の安めのフェフナ-ベースもマッカートニーと同じ革のネック通しストラップとヴォリュームつまみもティーカップ型に換えてある。せめてもの背伸びである(笑)。フラットワウンド弦というつるつるの弦にもしてある。我ながらミーハーである(笑)。特に誰かと演奏するためでは無く、単なる自己満足である。眺めて、音を出して、手入れをして幸せを感じるタイプである。楽器好きなのだから仕方が無い。
 マッカートニーのベースとの外見の違いは、アンダーグレード故のフェフナ-のロゴが違うこと、ピックガードが装着されていること、レフティモデルで無いことかな。マッカートニーのものはピックガードが取り外してあるので完全にウッディな外観である。また左利きなのでネックヘッドの切れ目も逆である。ま、全部似せようとは思わない。そこまでするのなら、貯金してでもビンテージクラスを買う方が賢明だが、私はプロの音楽家では無いのでそこまでの意欲は無い(笑)。
 音に関しては、サスティンブロックが組み込まれているモデルなので、見た目とは違い初期のビートルズ時代の音とは少々異なる。とても伸びやかである。初期のビートルズはポンポンというスタッカートの記号をつけても良いくらいの歯切れの良いベースで演奏されているというのが、一般的な見解らしい。私の場合は、たまたま練習用の出力器材のために入手したマルチエフェクターに、「Sir Paul」という音色が入っているので使っている。それをかけて出力するとお目当てに近い良い感じだ。ただし、音を出すのは本当にたまにのことだ。繰り返しになるが、別に誰かと一緒に弾きたいというわけでも無い。そういう歳でも無い。
 楽曲を聴くと、マッカートニーのベースは、単音なのにまるで和音のように、他のパートの楽器も包んでいて美しい。しかも同時代では考えられなかったと言われるメロディアスなベースをプレイする。聴いているととても心地よい。オーディオの前で吸い込まれそうになる。「ラバーソウル」辺りの時代のベースは高音部で出しているメロディがギターと絡むと調和が美しい。「マジカルミステリーツアー」辺りになるとリッケンバッカーのベースが多用され始めるので、骨太なロックテイストに傾倒した、いわゆるとがった音が多くなる。どっちの音が好きというと、甲乙つけるのは難しいが、優しさという視点で言えばへフナ-のセミアコのベースの音である。もともとがヴァイオリンの製造メーカーと言う部分でも、そっち方面の音の構造にはこだわっていそうだ。甲乙はつけないが、少しだけ私好みと言うことだ。ちなみに一九八〇年代前後にはヤマハのベースギターも使っており、その模様はミュージックビデオやライブ映像でも確認出来る。
 今回の来日、恒例の「レット・イット・ビー」スマホの懐中電灯振り参加してきた。「幸せのノック」ライブで聴けた。生の金管楽器良い音色だった。おなじみの日本語MCも愛されていた。有り難いことだ。それが「一番!」の幸福である。

『エジプト・ステーション』のCDジャケット
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フェフナーベース
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ティーカップ型のヴォリュームコントロール
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ブリッジ部分とフラットワウンド弦
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白いピックガードとボディ
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ライブの案内
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フェフナ-
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ブラスプレーヤー
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レスポール
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(画像はちゃんと持ち込み検査も受けて、許可をいただいたカメラで撮ったもの。しかも個人の趣味のブログなので、アップOKとアナウンスに見合っているため、ルールに従いアップしました)

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